スバル

2023.09.13

インプレッサWRX 「エンジン不調・エンスト・車検」

 

スバル インプレッサWRX 

CBA-GRB 2008年式 積算走行距離 162000Kmのお車です。

走行中突然エンジンストール。一旦エンジンを止めて

再度スタートするとエンジンがかかりしばらく症状は出なくなる

入庫されてから症状が全く出なく、再現が出来ずに2週間位経ちまして

このまま不具合の再現が出来ないのでは仕方ないので

一旦お引き渡しかと思った時にようやくエンジンがストールしてくれました。

スキャンツールで診断すると「P0340 カムシャフト位置センサA回路バンク1」

が入力されています。

エンジンライブデータを確認すると、カムポジション位置が

動きません。

右バンクエキゾースト側のカムポジションセンサー。

右バンクインテーク側のカムポジションセンサー。

左バンクエキゾースト側のカムポジションセンサー。

左バンクインテーク側のカムポジションセンサー。

クランクポジションセンサー。

修理書を参考に点検を進めていくと

カムシャフトポジションセンサーの単体点検を行いますが、

インテーク側のセンサーは右も左もインマニを外して

燃料パイプラインも切り離すので、

勿論バッテリーも外しますので、イグニッションオンにも出来ません。

修理書ありきですが、即交換となります。

センサー交換後は組み戻していきますが、

タービン〜エアクリーナー間のエアダクトがオイルと熱の影響で

取付け口が裂けそうになっていたので交換。

クーラーベルトは取り外す際に切断するタイプですので

ファンベルトと同時に交換。

エンジンを始動出来る状態になったので、エンジン不調の点検をして

ライブデータでのカムとクランクの動きも確認。

故障コードも消去出来ました。

車検の期日も迫っていましたので、同時に車検もという事になり、

続けて車検整備へ。

スパークプラグは問題無し。清掃して組み付けます。

エンジンオイルとオイルエレメントの交換。

ミッションオイルとデフオイルの交換。

ブレーキフルードの交換。

インタークーラーが外れていないと出来ないクラッチフルードは

エンジン組み付け段階で先に交換しておきました。

ブレーキパッドは前輪後輪共に良好。

パーキングブレーキシューも問題なく、清掃と給油の

メンテナンスを実施。

少し時間をかけて試運転をしてエンジンストールの

症状が改善された事を確認。

車検を通して無事にご納車となりました。

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